17日間の日本滞在を終えて、息子と彼女が仲良くフィリピンへと戻っていきました。今月最大のタスクが終わりました。
日本滞在の終盤には息子の彼女が3泊4日で関東から岡山に遊びに来ていました。僕はカウンターから出ると途端に人見知りへと化してしまうため、初めての顔合わせの時まで緊張していたのですが、彼女は快晴の瀬戸内海のように明るい穏やかな人ですぐに緊張も解けました。
最終日は5人と犬1匹で瀬戸内観光へ出掛けました。
しかし標準語を喋る人と一緒にいると、自分も周りも岡山弁がかなりキツイことを改めて自覚しました。
「寄島のシャコゆーたら全国でも有名じゃけぇ食べとかれぇ」
「蛸ゆーたら明石が有名じゃけど下津井の蛸も美味しいんじゃけぇ」
冷静に考えたら、初めて会う彼氏のお父さんがこんな喋り方ってビックリしたんじゃないでしょうか。しかも僕に輪をかけて岡山弁のキツイ寿司屋の大将が、
「まさか逆転するとは思わなんだなぁ!周東がぼっけー速かったが。大谷抜いてしまうか思ーたわ」
岡山に居る!って感じは濃厚に味わえたんじゃないでしょうか。県外からのゲストをエスコートする機会があれば児島の江戸ッ子寿司 郵便局前店オススメです。映画のセットのような昭和の港町の寿司屋さんです。大将の心からの接客と児島仕込みの強烈な岡山弁が楽しめます。
息子の頼もしく成長した姿と、彼女の人柄の良さが分かって安心しました。3年会わない間に息子もすっかり大人の顔になりジムで体も鍛えて凛々しくなって、父親の僕が言うのもなんですが、かなり男前になってました。幸町の貴公子と呼ばれていた(?)25歳のときの僕を100とすると90ぐらいまでは迫ってます。
17日間、家でも外でもあれこれ美味しいものを用意してお金も結構使いましたが、まさに2人がフィリピンへ帰った日の夜。通りすがりの初めてのお客さんにバランタイン30年を浴びるように飲んでいただき、17日間の外食費を一気に回収できました。ありがとうございました。日頃から行いを正していると良いことがあるんですね。
その他にも3月らしく常連さんに団体でお越しいただいたり、コロナで久しぶりに岡山に帰ってきた好青年だったIくんがロン毛で髭を伸ばして革ジャンを羽織って入ってきた時はビックリしました。3年会わない間にキアヌ・リーブスの格好良さに感化さてたらしく、悲しみや怒りを忘れて日本で平和に暮らしている虫も殺さないジョン・ウィックみたいになってました。
仕事の方も3月後半になってだんだん楽しくなってきたぞ。
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